認定登録品種ガイド

アジサイ「月うさぎ(CMT 010)」

ジャパンフラワーセレクション2023-2024 受賞品種

  • 受賞年 2023-2024
  • 部門 鉢物部門
  • 品目名 アジサイ
  • 品種名 月うさぎ(CMT 010)
  • 学名 Hydrangea
  • JFコード JF129975
  • 賞名 ベスト・フラワー(優秀賞)、ブリーディング特別賞、モニター特別賞(春)
  • 出品者 島根県
  • 育成者 島根県
  • 販売開始時期 2023年4月
  • 主な販売・流通時期 4月頃から5月頃まで
  • 主な流通・販売地域 全国
  • 問い合わせ先 島根県農林水産部産地支援課 TEL 0852-22-6036

受賞マーク

  • ベスト・フラワー(優秀賞)、ブリーディング特別賞、モニター特別賞(春)

HP用A4 島根県 アジサイ 月うさぎ(CMT 010)ファイル

HP用A4 島根県 アジサイ 月うさぎ(CMT 010)

HP用 はがきサイズ 島根県 アジサイ 月うさぎ(CMT 010)

HP用 はがきサイズ 島根県 アジサイ 月うさぎ(CMT 010)

審査講評

  • ふっくらと盛り上がる花房は存在感とインパクトがあり、人目を惹く。立ち上がる両性花と周囲の八重咲きの小花と、2種類の花形が楽しめるのも独創的。艶のある緑葉と白花のコントラストがさわやか。草姿もすぐれている。ギフトとしてもホームユースとしてもおすすめできるので、ピンク系もぜひ期待したい。花後に切り戻すと4〜6割は秋に返り咲くという点も興味深く、この品種の花後の手入れについての説明が消費者へうまくできれば、新しい楽しみ方ができ、より良いだろう。
    ベスト・フラワー(優秀賞)、ブリーディング特別賞を受賞。人気投票では1位となり、モニター特別賞(春)も同時受賞。

花の特徴

  • 1.月のうさぎを思わせる花房周囲の伸びやかな小花と、咲き進むにつれてがく片が盛り上がり豪華に変化する花房中心部のコンビネーションをお楽しみいただけます
  • 2.八重咲のため花粉が出ず、室内を汚すことなく安心して飾っていただけます。
  • 3.花後(6月)に切り戻して管理すると、晩夏~秋に再び開花します。

推奨ポイント

特徴

  • (消費者)開花の進捗に従って変化する花房、花色をお楽しみいただけます。花粉が出ず、室内でも安心して飾れます。切り戻すと開花する、2度咲き性を有しています。
  • (生産者)摘芯時期が通常のアジサイに比較して2週間遅く、作業分散に有効です。また、比較的わい性のため、わい化剤処理が不要です。
  • (小売店)変化する花房、花色をお客様にご提案いただけます。花粉が出ず、店頭を汚しません。グリーン~白の花色のため、母の日後も店頭での動きが期待できます。

栽培管理のポイント

  • (植える時期)12月~2月(落葉期)
  • (土の種類)無調整ピート、赤玉土、鹿沼土を主体とした混合用土
  • (肥料)緩効性肥料を利用する。春~夏は肥料切れに注意し、秋以降は肥料が残効し過ぎないよう注意する。
  • (水やり)水切れすると傷みやすいので、水切れさせないよう注意する。
  • (植え替え時期)12~2月(落葉期)
  • (消毒)一般のアジサイ同様にハダニやウドンコ病の防除を行う。

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ジャパンフラワーセレクション実行協議会
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