認定登録品種ガイド
皇帝ダリアハイブリッド「ガッツァリアダブルピンク」
ジャパンフラワーセレクション2016-2017 受賞品種
- 受賞年 2016-2017
- 部門 ガーデニング部門
- 品目名 皇帝ダリアハイブリッド
- 品種名 ガッツァリアダブルピンク
- 学名 Dahlia
- JFコード JF112139
- 賞名 ベスト・フラワー(優秀賞)、ニューバリュ―特別賞
- 出品者 株式会社ミヨシ
- 育成者 天野良紀、鹿毛哲郎
- 主な販売・流通時期 2016年5月から
- 主な流通・販売地域 全国
- 問い合わせ先 (株)エム・アンド・ビー・フローラ TEL 0551-36-5677
受賞マーク
関連ファイル
審査講評
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皇帝ダリアと園芸ダリアのハイブリッド。明るいピンク色の花色で、八重咲の品種。
一重系の皇帝ダリアハイブリッドと比較すると1~2ヶ月程度開花が早く、8月頃から開花し、草丈がコンパクトになっていることが最大の特徴。暑い時期に花の傷みや病害虫の害が無い点も見事。
これまでの皇帝ダリアは公共の公園などに向く植物と考えられていたが、支柱の立て方などの栽培情報を提供すれば、一般の消費者が新しいガーデニング素材として楽しむこともできる。
ガーデンデザインの可能性を広げて花文化の未来に貢献する品種としてベスト・フラワー(優秀賞)とニューバリュー特別賞を同時受賞した。
花の特徴
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1.ガッツァリアシリーズ、待望の八重咲品種。
2.八重率高く露芯しにくい。
推奨ポイント
特徴
- (消費者) 草丈150cm前後とボリュームが出来る、ウドンコ病に強く栽培しやすい。
- (生産者) ウドンコ病に強く栽培しやすい。
- (小売店) 全く新しいタイプのダリア、従来のダリアと比較してウドンコ病に強い。
栽培管理のポイント
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(概要)丈が大きくなるために倒伏防止対策となる支柱が必要となる。
(植える時期)5月~6月
(土の種類)赤玉、腐葉土などを混ぜ込んだ有機質が高く排水性の良い用土
(肥料)市販の化成肥料適量施肥、多肥の場合大きくなりすぎるので注意が必要
(水やり) 地植えの場合、活着するまで1~2週間程度、表面が乾燥したらたっぷり潅水、鉢植えの場合、乾いたときにたっぷりと潅水
(植え替え時期) 据え置き、霜が深く降りる場所では、地上部が枯死してから堀り上げる
(消毒) 特になし