認定登録品種ガイド

球根ベゴニア「フォーチュン ゴールデンウィズレッドバック」

ジャパンフラワーセレクション2011-2012 受賞品種

  • 受賞年 2011-2012
  • 部門 ガーデニング部門(苗物部門)
  • 品目名 球根ベゴニア
  • 品種名 フォーチュン ゴールデンウィズレッドバック
  • 学名 Begonia × tuberhubrida
  • JFコード JF56927
  • 賞名 ベスト・フラワー(優秀賞)、ニューバリュー特別賞
  • 出品者 株式会社 サカタのタネ
  • 育成者 サカタシードヨーロッパ
  • 販売開始時期 2007年4月(種苗)、2009年9月(商品)
  • 主な販売・流通時期 9月頃から12月頃まで
  • 主な流通・販売地域 全国

受賞マーク

  • ベスト・フラワー(優秀賞)、ニューバリュー特別賞

関連ファイル

審査講評

  • 最優秀賞を受賞したスカーレット同様に、場所を選ばない優れたパフォーマンスで、「秋の園芸」需要を喚起できる新しい商品群として期待できる品種である。特に同品種は、黄色にピンクが入っており秋らしい色合いで、秋を彩るコンテナや花壇など、いろんな場間での活用が期待できる。
    総合的に優れておりベスト・フラワー(優秀賞)を受賞した。更に、秋の園芸需要を喚起し、園芸業界に新しい価値観を与えるものとして、ニューバリュー特別賞を同時受賞した。


花の特徴

  • 1 早生でドワーフコンパクトを特徴とし短日期にも咲きやすいフォーチュンベゴニアゴールデンウィズレッドバック。高嶺の花だった球根ベゴニアがこの品種の登場で家庭で楽しめるようになりました。
    2 今までの球根ベゴニアは花首が長く出荷時に花が落ちるほどでした。 本品種は花首が短く早生でコンパクトを大きな特徴とし10.5cmポット出荷に適します。 ゴールデンウィズレッドバックは ゴールデン色からアプリコット色までの色幅がありそれぞれ花弁の裏に赤みがさし美しい色合いとなります。 
    3 9月の下旬から開花をはじめ12月中下旬まで大輪の花が楽しめる品種 雨や風にも強く露地でコンテナやハンギング、花壇植えができます。長日開花性なので晩秋~冬には球根形成に入るが低温短日期にも比較的開花が良好な品種です。

推奨ポイント

特徴

  • (消費者)フォーチュンベゴニアゴールデンウィズレッドバックを使うと豪華で美しい球根ベゴニアが自宅で楽しめます。秋の時期は露地でコンテナ、花壇、ハンギングに9月~12月までパンジーやビオラと同じように丈夫で簡単に楽しむ事ができます。冬に枯れても球根が採れます。
  • (生産者)秋出荷の場合、ハウス内遮光だけで加温栽培は必要ありません。高冷地、寒冷地では9月下旬から、平坦地では10月下旬から出荷が可能です。種を蒔いてから4ヶ月、苗を購入すれば植え付け後2ヶ月で出荷できる回転の良い経済品種です。
  • (小売店)9月下旬 秋の園芸シーズンが始まる時期に販売をする事ができます。消費者に対しアピール度が抜群によく販売ロスが少ない品種です。 みずやりも花に水がかかっても問題なく棚もち良好です。

栽培管理のポイント

  • (概要)球根ベゴニア『フォーチュン』シリーズは、温暖地で秋と春に簡単に栽培できる新しいタイプの球根ベゴニアです。鮮やかな花色と、花径6~12 ㎝の中大輪の花弁が豪華な印象を与える草丈10~30 ㎝のわい性品種です。楽しみ方としては、花壇植えやコンテナ植えなどがあります。本来斜面に自生する植物のため、ハンギングにもおすすめです。フォーチュン ゴールデンウィズレッドバックは、ゴールドの花弁の裏に赤みが入るユニークな花色です。一つの花房に多くの花がつきます。他の品種より草丈が高く、葉も大きいのが特徴です。

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