認定登録品種ガイド
ラナンキュラス「キプロレッド」
ジャパンフラワーセレクション2011-2012 受賞品種
- 受賞年 2011-2012
- 部門 ガーデニング部門(苗物部門)
- 品目名 ラナンキュラス
- 品種名 キプロレッド
- 学名 Ranunculus asiaticus
- JFコード JF02394
- 賞名 ジャパンフラワーセレクション入賞
- 出品者 有限会社 綾園芸
- 育成者 草野 修一
- 販売開始時期 2011年8月頃(種苗) 2012年3月頃(商品)
- 主な販売・流通時期 1月から4月まで
- 主な流通・販売地域 全国
受賞マーク
審査講評
- 勢いも良く間延びもしないで草姿、分枝、花つきに優れており、花色も独特の発色性の良い光沢があり美しい。特に最盛期の花つきと全体のボリュームは見事であった。苗での出荷だけでなく、春先に鉢物で出荷して屋外用の鉢として楽しむ提案をしても面白い。
花の特徴
-
1 ラナンキュラスの従来の園芸種に比べて、花弁数が少ないのが特徴です。大輪の花は赤色が鮮やかで光沢があります。日照によって花は開閉運動を繰り返します。矮性でコンパクトに育つので、コンテナ、花壇植栽に好適です。
2 矮性で茎が硬くしっかりしています。大きな花弁は強い光沢があり、日照によって開閉運動をします。
3 耐寒性があり、比較的涼しい場所で、良く生育して花持ちもよくなります。
推奨ポイント
- (消費者)花弁の光沢がツヤツヤと美しい品種です。冬から春にかけて、大きな花が少ないこの時期にボリュームのある花材として使えます。低温期は花もちもよく、蕾も次々と出て長期間咲き続けます。
- (生産者)メリクロン増殖による栄養系で、揃いがよく、出荷調整がしやすい品種です。丈夫で生育旺盛です。
- (小売店)鮮やかな赤と大きなヒラヒラした花弁が目立ち、アイキャッチャーになります。店頭で日の当たるところに置くと大きく花が開き、光沢のある特徴がよく出てきます。できれば鉢替えし、涼しい場所で管理すると長期間ロスにならずに、咲き続けます。