認定登録品種ガイド
ペチュニア「サフィニアプチ さくらもこもこ」
ジャパンフラワーセレクション2023-2024 受賞品種
- 受賞年 2023-2024
- 部門 ガーデニング部門
- 品目名 ペチュニア
- 品種名 サフィニアプチ さくらもこもこ
- 学名 Petunia x hybrida
- JFコード JF133723
- 賞名 フラワー・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)
- 出品者 サントリーフラワーズ株式会社
- 育成者 松原晋、諏訪理恵子
- 育成者権者 京成バラ園芸株式会社
- 販売開始時期 2023年3月6日
- 主な販売・流通時期 3月6日~5月17日
- 主な流通・販売地域 全国
- 問い合わせ先 サントリーフラワーズHP 販売店検索https://shop.suntoryflowers.co.jp/
受賞マーク
審査講評
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花色、花形、サイズが小さなサクラの花弁のようなペチュニア。ピンク色は夏でも退色しなかった。
名前のごとくモコモコとドーム状にまとまる草姿は新規性がある。観察中にピンチは行わなかったが、花数も多く、蒸れもなく連続開花していた。暑い夏に耐暑性が高く、花がらも目立たず、メンテナンスが簡単なことも評価できる。とりわけ、屋根付きのハウスの中での観察は、鉢を覆うようにこんもりとしたパフォーマンス見られた。花が小さくかわいらしいこともあり、ガーデンなど修景用というより、近くで観賞するコンテナ植えにお薦めしたい。
2023年度の「ガーデニング部門」のフラワー・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)受賞品種。
花の特徴
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1さくらのような色・形をした極小輪の花弁。
2毎日触りたくなるようなもこもことした草姿。
3夏の暑さにも強く、ノーメンテナンスで花姿を変えずに咲き続ける。
推奨ポイント
特徴
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(消費者)従来の小輪・コンパクトタイプペチュニアより夏の暑さにも強く枯れにくい。
(生産者)コンパクトな草姿でどのような鉢サイズでも暴れず作りやすい。
(小売店)従来の小輪・コンパクトタイプペチュニアより夏の暑さにも強く枯れにくい。
栽培管理のポイント
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(概要) 基本的には1年草の植物。ピンチ無しでも分枝してこんもりまとまる。満開を過ぎて花が少なくなっても、切戻しを行うことでもう1度満開を楽しめる。
(植える時期)3~5月
(土の種類)草花用の培養土
(肥料)置肥、液肥を適宜
(水やり)土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るまでたっぷりと
(植え替え時期)8~11月頃(切り戻しを行うことで秋まで花を楽しめる)