認定登録品種ガイド
プリムラ マラコイデス「ウインティー ライムグリーン」
ジャパンフラワーセレクション2010-2011 受賞品種
- 受賞年 2010-2011
- 部門 鉢物部門
- 品目名 プリムラ マラコイデス
- 品種名 ウインティー ライムグリーン
- 学名 Primura malacoides
- JFコード JF87658
- 賞名 モーストジョイ特別賞 モニター特別賞
- 出品者 第一園芸株式会社
- 育成者 渡邊 房子
- 育成者権者 渡邊 房子
- 販売開始時期 2006年1月頃
- 主な販売・流通時期 12月上旬~3月上旬まで
- 主な流通・販売地域 ホームセンター・園芸専門店/日本全国(一部寒冷地除く)
- 問い合わせ先 第一園芸株式会社 ブリエッタホットライン 東京都品川区勝島1-5-21東神ビル TEL:03-6404-1314
受賞マーク
審査講評
- 世界初の淡緑色の明るく柔らかみのある花色と、日本人ならではの自然風な草姿は、風情に溢れている。全体から醸し出す魅力が、周囲を和ませ、気持ちを優しくさせてくれる。その魅力から、人気投票でも第1位となり、多くの人を引き付けることも証明されている。まさしくモーストジョイ特別賞にふさわしい品種であり、モニター特別賞を併せて受賞した。
花の特徴
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1 プリムラ・マラコイデス(サクラソウ)としては世界初の浅緑色(ライムグリーン)の花を咲かせる品種です。
2 耐寒性が強く、冬の屋外や半日影でもけなげに咲き、冬枯れのガーデニングシーンをやさしく演出します。
3 小輪で花と花の感覚があるので蒸れ難く、また花にも葉緑素があり老け難いので長期間花が楽しめる品種です。半日影の屋外で、1月から5月くらいまでの間ずっと花を咲かせ続けます。
4 また珍しい色合いの小花は大鉢に数株寄せて植えれば見事に咲き誇り、ほかの植物とも調和しやすい色なので、季節の草花や芽出し球根などとの寄せ植え材料としても、十分楽しめます。
推奨ポイント
- (消費者)プリムラ・マラコイデス(サクラソウ)としては世界初の浅緑色(ライムグリーン)の花を咲かせる品種です。寒さに強く一日数時間の日照でも育つところから、冬枯れのガーデニングシーンをやさしく演出します。また珍しい色合いの小花は、大鉢に数株植えれば見事に咲き誇り、ほかの植物とも調和しやすい色なので、季節の草花や芽出し球根などとの寄せ植え材料としても、十分楽しめます。半日陰の屋外で、1月から5月くらいまでの間ずっと花を咲かせ続けます。
- (生産者)生産者向けの販売は行っておりません。
- (小売店)プリムラ・マラコイデス(サクラソウ)としては世界初の浅緑色(ライムグリーン)の花を咲かせる品種です。半日陰と多湿を好み、一日数時間の日照でも育つところから、冬枯れの屋外には貴重な商材です。パンジーやビオラなど定番の冬から春の商材とも調和しやすく、寄せ植え材料にもおすすめできます。園芸上級者の方からも人気があります。また大鉢に数株寄せて植えればボリューム感も楽しめます。乾燥に弱いため(過湿には強い)水やり管理は毎日お願い致します。
栽培管理のポイント
- 概要 寒さに強く、屋外で育てられます。多少の雪や霜にも大丈夫で、鉢植えは軒下等に置きましょう。湿度の高い乾燥した室内に置くと数日で花が傷んでしまうので注意します。直射光を受けるとせっかくの花色が薄くなる場合があります。よりライムグリーンの花色を楽しむには半日影がおすすめです。
- (植える時期)12月~3月上旬
- (土の種類)市販されている花の培養土に10~20%程度のピートモスを加えると、保水力が増して水管理が楽になるだけでなく、土のpHがマラコイデスの成長に適した酸性になって、生理障害や病気の発生も少なくなります。
- (肥料)一般草花用の置き肥か、薄い液肥を水代わりに与えると効果的です。
- (水やり)乾燥に弱いので、極端に乾かさないように注意します。鉢植えの場合は毎日丁寧に潅水を行います。