認定登録品種ガイド
ニューギニアインパチェンス「サンパチェンス®レッド」
ジャパンフラワーセレクション2013-2014 受賞品種
- 受賞年 2013-2014
- 部門 鉢物部門
- 品目名 ニューギニアインパチェンス
- 品種名 サンパチェンス® レッド
- 学名 Impatiens L.
- JFコード JF79323
- 賞名 ベスト・フラワー(優秀賞)、カラークリエイト特別賞、モニター特別賞(春)
- 出品者 株式会社 サカタのタネ
- 育成者 佐藤 智博、峰村 慎司
- 販売開始時期 2013年4月
- 主な販売・流通時期 4月頃から6月頃まで
- 主な流通・販売地域 全国
受賞マーク
関連ファイル
審査講評
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春から晩秋にかけて長期間にわたり花を楽しめる。特に暑さや強い日差しにも耐え、夏の間も休まずに生長を続ける旺盛な生育力がある。従来白色やピンク色など淡色系の品種が多かったが、真夏の光の下で映える鮮やかでトロピカルな色味で、見応えのある品種である。夏場の鉢物として総合的に優れた品種としてベスト・フラワー(優秀賞)を受賞するとともに、鮮やかな赤色の花色に対しカラークリエイト特別賞を受賞した。また、展示会後の人気投票でも高く評価されモニター特別賞を受賞した。
花の特徴
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1 真夏も休まずに成長を続ける旺盛な生育力
2 大気汚染物質の浄化に優れた「環境浄化植物」
3 新色のレッドは、株が暴れにくくこんもりとまとまる草姿と真夏の花壇に映える情熱的な赤色の花が特徴
推奨ポイント
特徴
- (消費者)従来のインパチェンスより生育が早く栽培が容易です。
- (生産者)現時点では生産者への苗販売は行っておりません。
- (小売店)環境浄化植物として、大気中のみならず、水中に溶けた窒素やリンといった栄養塩類等の有害物質の高い浄化能力を発揮します。
栽培管理のポイント
- (概要) 特別に弱い病虫害もなく通常の灰色カビ病やアザミウマを予防し、夏にコガネムシがついたら取り除く。肥料と水を切らさないように栽培することがコツで、夏場は一般園芸植物の2倍の肥料と水を要する。
- (植える時期)4月~7月
- (土の種類)園芸用培養土
- (肥料)一般的な園芸植物に準じる。
- (水やり)植え付け直後は土の表面が乾いたらたっぷりと、大株になった夏場は1日2回以上行います。
- (植え替え時期)鉢植えの場合、30cm鉢に1株が目安、その場合は植え替えの必要はなし。