認定登録品種ガイド

ニチニチソウ「フェアリースター　チェリーレッド」

ジャパンフラワーセレクション2009-2010 受賞品種

花径が従来のニチニチソウの１／４程度の極小輪の可愛らしい花が目新しいニチニチソウ。花色は落ち着いた紅色。定植後、旺盛に生育を続け、コンスタントに咲き続ける。生育に伴って草姿が乱れることはなく、また、低日照下でも徒長せず、生育期間を通して観賞価値が高い。花殻が目立たないという点も高く評価された。可愛いらしさに加えて、優れた生育特性を兼ね備えていることからニューバリュー特別賞との同時受賞となった。

花の大きさが普通のニチニチソウに比べ1/4程の「極小リンのニチニチソウ」です。花色は落ち着いた紅色。夏の日差しを受けてきらめき、かごいっぱいのさくらんぼのようにフレッシュな印象をもたらします。
花は普通のニチニチソウに比べ1/4の大きさの極小輪。また、1節に花芽が通常の2倍付く八房性で、草丈30㎝程度、株張り40～50㎝。
水はけの良い土（市販の培養土など）に植えつけます。植え付けの時には、株を深く植えないのがポイント。置き場所は日当たりと風通しの良い屋外で育てましょう。特に5～6月と10月は少しでも気温が高く、明るい場所で育てる方が元気に開花します。水やりは、土の表面が乾いたら晴れた日の午前中にたっぷりと。過湿を嫌うので水の与えすぎには注意します。肥料は、元肥として植え付け時に緩効性化成肥料を土に混ぜ込み、追肥として1週間から10日に1度液肥を与えるか、月に1回固形肥料を与えて下さい。数回摘心を行うとさらに広がりのある草姿が楽しめます。鉢植えの場合、5号鉢以上に1株植え。3株植えの場合は10号程度。

（消費者）背の低い横張性の小さな葉の上に極小さな花がたくさん咲き続く様子は、フェアリーテール（妖精物語）に登場する花のようで、妖精の国から飛び出したような可愛らしさ。初夏から秋の、鉢植えやコンテナ・ハンギングバスケット、花壇など日向を彩る植物として最適です。寄せ植え材料としてもお勧めです。
（生産者）生産者向けの販売は行っておりません。
（小売店）「フェアリースター」シリーズは発売5年目を迎えた第一園芸のオリジナル商品です。夏の草花として人気のニチニチソウは毎年新商品が登場しておりますが、「フェアリースター」は他に類をみない極小輪の商品として人気を得ています。また八房性があるので芽数、花数が多いのも特徴です。単品で育てても良いですし、カラーリーフや夏の草花との寄せ植え材料としてもお勧めできます。

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