出品ガイド
ジャパンフラワーセレクション
1年間のタイムライン
年間スケジュールの概要です。
審査会は、連携するイベントの開催日に合わせて年度により前後することがあります。決まり次第、WHAT'S NEWに掲載いたします。
*切花・鉢物部門の審査日は、2~3か月前に決まります。出品締切は、審査日のおよそ10日前です。
*ガーデニング部門は、品目・品種により販売流通時期(植え込み時期)や開花全盛期が異なりますので、概ね3か月単位の観察希望期間を伺って出品を承り、審査日もそれにより決定します。
審査の流れ
出品募集
種苗メーカー/育種家/都道府県 試験研究所など
出品受付(出品申請書様式に記入して提出)
切花部門
鉢物部門
ガーデニング部門
展示
審査会を行うイベント会場または市場等に展示します。
※審査会によって、場所が変わりますが、3日間程の展示を行います。
ガーデニング部門
植栽
千葉大学環境健康フィールド科学センター(柏の葉キャンパス)の審査用露地花壇、雨よけ施設内に少なくとも1ヵ月前に植栽します。
栽培記録・観察会
・定期的に栽培調査・記録を行います。
・植栽期間中に観察・審査会を1~3回行います。
審査会による選考
ジャパンフラワーセレクション「入賞」および「ベスト・フラワー(優秀賞)」「特別賞」受賞の決定
*賞体系についてはこちらをご参照ください。
この時点で、受賞した品種は、花の業界、花のプロが推奨する品種となり、
認定登録することによりJFS受賞マークが使用できます。
中央審査委員会による「フラワー・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)」の選考
上記切花・鉢物・ガーデニング部門の各部門で「ベスト・フラワー(優秀賞)」を受賞した品種の中から
中央審査委員会において「フラワー・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)」を決定します。
日本フラワー・オブ・ザ・イヤーの表彰
「フラワー・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)」と、各審査会ごとに選定された「ベスト・フラワー(優秀賞)」「特別賞」の表彰をしています。受賞品種展示は各イベント等で行います。
出品応募から受賞発表までのプロセスと出品費用等
ジャパンフラワーセレクションへのご出品を決めたら、以下のステップでご出品ください。
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出品申請書の提出
出品申請書フォーマットはこちら
*切花部門・鉢物部門にご出品の方は、
「申請書様式1、2」(Excel)
をご提出ください。折り返し、花材搬入についてお伺いします。
*ガーデニング部門にご出品の方は、
「申請書様式1,2,3」(Excel)
をご提出ください。様式3は、苗の搬入数、搬入日の記入用です。
出品者資格
出品者は、以下のいずれかに該当する者を対象とします。
①当該品種を育種開発した者
ただし、当該品種の育成者権を譲渡している場合は、これには該当しません。
②当該品種の育成者権を有する者
③前二者のどちらかとの契約により日本における販売代理権を有する者
ただし、上記の②育成者権を有するもの、③販売代理権を有する者による申請の際は、以下の2点を証明する必要があります。
・エントリー申請者が育成者権、販売代理権を有する者であること。
・当該品種を育種開発した者がエントリーを承諾していること。
審査対象となるための条件
審査対象となる品種は、以下の3条件すべてに該当する品種です。
①新たに育種開発された品種で未販売もしくは販売開始後概ね5年間以内のものであること。日本花き取引コード(JFコード:品種)に登録または、受賞時にJFコード申請可能なものであること。
②日本における商業的な生産・流通・販売が期待されるもの。
③種苗法や遺伝子組み換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律等の法令違反を犯していない品種であること。
※上記を満たしていれば農林水産省の種苗登録が行われていない品種でも出品が可能です。
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花材の搬入
出品申請書受領後にジャパンフラワーセレクション事務局より折り返し搬入についてのご連絡等をいたします。審査会ごとに詳しい搬入方法をお知らせいたします。
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審査結果の発表
審査会後、2~3日(春審査会は4~5日)でメールまたはファックスにて出品者あてに入賞の可否、特別賞の受賞などをご連絡いたします。
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審査講評の発表
審査会後 約1カ月で審査結果リストと審査講評をHP上に発表いたします。審査講評は入賞以上の品種についての発表となります。
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出品料について
出品には出品料がかかります。審査会終了後の月末に請求書をお送りしますので、翌月末を目途にお振込みください。
①切花部門・鉢物部門 1品種当たり
通常料金 | 特別価格(※1) |
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10,000円(税別) | 5,000円(税別) |
②ガーデニング部門 1品種当たり(※2)
観察希望期間 | 通常料金 | 特別価格(※1) |
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観察期間1~3か月 | 30,000円(税別) | 20,000円(税別) |
観察期間4~6か月 | 60,000円(税別) | 40,000円(税別) |
観察期間7~9か月 | 90,000円(税別) | 60,000円(税別) |
観察期間10~12か月 | 120,000円(税別) | 80,000円(税別) |
(※1)特別価格の対象者は、(一財)日本花普及センターの賛助会員のうち団体会員A(都道府県、各種団体、企業、協同組合)の方 (休会中の会員については適用されません)。
(※2)ガーデニング部門は観察期間を出品者にて概ね3か月単位で決定していただきます。(観察期間中に期間を延長、短縮することも可能です)。3か月に満たない観察期間の場合も1期分のご請求となりますので、ご注意ください。
例1)3月に定植して、8月まで6か月間の観察を希望する場合、30,000円×2期で 60,000円の出品料となります。
例2)4月に定植して、8月までの5カ月間の観察を希望する場合など、30,000円×2期分のご請求となります。
例3)10月に定植して翌年の9月末頃まで12カ月の観察を希望する場合は、30,000円×4期で120,000円の出品料となります。但し、冬期など地上部が枯死している時期の観察(写真撮影等)を必要としない場合は、その期間の出品料は不要となり、30,000円×3期で90,000円の出品料となります。
ご不明点については事務局までお問い合わせください。
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認定登録について
出品品種が入賞した方には、5の請求書とともに認定登録のご案内をお送りいたします。
認定登録についての詳細は、
「JFS認定登録について」をご覧ください。
詳しくは
「ジャパンフラワーセレクション出品要項」をご覧ください。
認定登録について
ジャパンフラワーセレクションの審査会で「入賞」した品種は、認定登録を行うことにより花の業界が推奨する品種として「JFS受賞マーク」や「JFS広報マーク」を使用して販促活動することが可能です。
審査会にて入賞された出品者には、認定登録のご案内を送付させていただきますので、ご検討をお願いいたします。
一度認定登録をすると、その品種に対しての「JFS受賞マーク」や「JFS広報マーク」の使用期限はありません。認定登録制度を広くご活用ください。
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認定登録申請書の提出
認定登録申請書フォーマットはこちら
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日本花き取引コードの取得代行
認定登録申請書を受領した品種について、日本花き取引コード(JFコード)の取得がされているかどうかを事務局にて確認いたします。
取得できていない品種に関して、取得手続きを事務局にて行い、「JFS受賞マーク」に日本花き取引コードを記載する準備をいたします。
*JFSの認定登録申請をすると、日本花き取引コードの取得手数料が無料になります。
*日本花き取引コードの取得に時間がかかる場合もあります。
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「JFS受賞マーク」「認定登録証」「品種紹介ツール(PDF)(2017年の登録から希望者のみに送付)」
「認定登録料請求書」の送付
日本花き取引コード取得後に「JFS受賞マーク(いわゆる認定登録ロゴ)」を作成し、申請者にCDにて送付いたします。
あわせて、「認定登録証」「認定登録料請求書」をお送りします。
一連の手続きに1カ月ほどいただいております。販促物印刷などのご都合により、JFSマークのデータをお急ぎの場合はその旨事務局までお知らせください。
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「認定登録品種ガイド」への掲載
認定登録をすると、ジャパンフラワーセレクションのホームページ上の「認定登録品種ガイド」に掲載されます。
なお、2017年以降の認定登録品種については、販売店等でも使用できる「品質紹介フライヤー」と「品種名ショーカード」がダウンロードできるようになります(認定登録時に希望された方のみ)。
ダウンロードできるファイル(PDF)は以下の通りです。
①品種紹介フライヤー(A4サイズ)
フラワー・オブ・ザ・イヤー受賞品種のフライヤー例 | JFS入賞、および特別賞受賞品種のフライヤー例 |
②品種名ショーカード(はがき大サイズ)
フラワー・オブ・ザ・イヤー受賞品種のPOP例 | JFS入賞、および特別賞受賞品種のPOP例 |
ハガキ用紙にプリントして店頭のショーカードに。
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認定登録料について
認定登録には、出品料とは別途に認定登録料がかかります。
認定登録申請後、認定登録ロゴマーク類と共に請求書をお送りします。
1品種当たり 60,000円(消費税別)
認定登録料は、請求書発行日の翌月末までにお支払いください。
※認定登録申請者と認定登録料の支払い者が異なる場合などは、個別にご連絡ください。
例:〇〇県で出品申請があった入賞品種を、同県下の生産組合等が認定登録料を支払う場合 など
※なお、認定登録料は5回に分割制度は2019年12月までの申請をもって終了しました。