JFSとは

English Edition

賞体系

ジャパンフラワーセレクションの賞体系は以下のとおりです。

1.フラワー・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)

各部門の中で最も優れた1品種に授与します。
各審査会での「ベスト・フラワー(優秀賞)」(10点満点の8.0点以上)から、得点、授賞に対する評価、ガーデニング部門は栽培状況データなども踏まえて、11月下旬の中央審査委員会での協議審査の結果、各部門で1品種選ばれます。

2.ベスト・フラワー(優秀賞)

各部門で、姿、形、デザインに加えて栽培のしやすさなど全体的にバランスのよい優れた品種に授与されます。
各審査会でのジャパンフラワーセレクション入賞品種の中から10点満点の8.0点以上と採点された品種です。

3.ジャパンフラワーセレクション特別賞

各審査会での受賞品種(10点満点の7.0点以上)の中から、花の業界にとって意義があり、新しい可能性を感じさせ、特別なインパクトを与えた品種に授与されます。
なお、以下の賞が予定されていますが、該当品種がない年は、授与されません。

「モーストジョイ特別賞」

気分をデザインする品種。それがあるだけで、喜びに満ち、楽しい気分などをもたらしてくれる品種に授与されます。

「ニューバリュー特別賞」

花の新たな価値観をデザインする品種。今までにない新しい価値観を感じさせ、フラワーデザイン、ガーデンデザインの多様性や可能性を広げて花文化の未来に貢献する品種に授与されます。

「ニュースタイル特別賞」

斬新で優れた形状をもつ品種です。これまでにない新たな花型、葉型、草姿等を持ち、業界にインパクト を与えた品種に授与されます。

「グッドパフォーマンス特別賞」

これまでに比べて、生産者にとっても消費者にとっても扱い易く、育てやすい品種に授与されます。

「ブリーディング特別賞」

育種技術により花の芸術性・商品性を高めた品種です。これまでにない価値観や形質を生み出し、育種の開発コンセプト、育種技術力が優秀で、デザイン・芸術性、商品性の高い品種に授与されます。

「カラークリエイト特別賞」

花の色の流行を先取りした品種です。人の色彩の感性に訴えて、新たな花色の創造を期待させる品種に授与されます。

「フレグランス特別賞」

芳香がうるわしく、香りのデザインが優れた品種に授与されます。

「ジャパンデザイン特別賞」

日本らしさをもち、日本の美意識やデザイン性を感じさせる品種に授与されます。

「ライフデザイン特別賞」

高いデザイン性と、消費者にとって扱いやすい特性を持ち、それがあるだけで日々の生活を楽しくさせ、また、生活空間を豊かにしてくれる品種に授与されます。

「モニター特別賞」

春・秋審査会での一般消費者や買参人等のモニター調査の結果、JFS受賞品種のうち各部門でトップとなった品種に授与されます。(切花部門・鉢物部門のみ)

「フォトジェニック特別賞」

写真を活用した情報発信やコミュニケーションをしたくなるような写真映えの良さを持つ品種に授与されます。

ジャパンフラワーセレクション入賞

各審査会で、5名以上の審査員で構成する審査団が採点した結果、10点満点の平均点が7.0以上の品種に授与されます。入賞品種は、上記の1~3の候補となります。

ジャパンフラワーセレクション実行協議会
一般財団法人日本花普及センター 内
東京都中央区東日本橋3-6-17山一ビル4F