認定登録品種ガイド
ニチニチソウ「サニープリンセス ブルー」
ジャパンフラワーセレクション2024-2025 受賞品種
- 受賞年 2024-2025
- 部門 ガーデン部門
- 品目名 ニチニチソウ
- 品種名 サニープリンセス ブルー
- 学名 Catharanthus roseus
- JFコード JF133788
- 賞名 フラワー・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)
- 出品者 サントリーフラワーズ株式会社
- 販売開始時期 2024年5月
- 育成者 友松 康一
- 主な販売・流通時期 5月から6月
- 主な流通・販売地域 全国
- ホームページ http://suntory.jp/FLOWER/
- 問い合わせ先 サントリーフラワーズお客様センター tel:0570-550-087
受賞マーク
審査講評
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花弁の中心から細い花弁が伸び八重咲きとなるニチニチソウ。従来のニチニチソウのイメージを変える品種。
5月中旬の定植直後からよく分枝し、すぐに多くの花が楽しめる。従来の八重のニチニチソウにみられる葉のよじれがなく、つやもあり葉も美しい。
同シリーズの3色展開のうちブルーは、ピンク・ホワイトよりやや花径が大きい。発色は露地花壇よりハウスのほうが良いという評価もあった。ピンチは特に不要のようだが、生育が非常に旺盛なため、8月下旬に一度行ったところ、よりまとまりが良くなった。こんもりとした1株の満足度も高く、涼し気なブルーの八重のニチニチソウとしての新規性など、見所の多いおすすめできる品種。
ガーデニング部門のフラワー・オブ・ザ・イヤー2024を受賞。
花の特徴
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1ニチニチソウの中でも作出の難しい青系品種。
2希少な性質の良い八重咲き品種。
3生育良く、植え付け直後から大きく咲き広がる。
推奨ポイント
特徴
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(消費者)性質の良いニチニチソウで生育良く、植え付け直後から大きく咲き広がる。
(生産者)八重ニチニチソウ特有の葉のシワが少なく、見栄えの良い状態で出荷できる。
(小売店)初夏(5月上旬)から苗姿の良い八重のニチニチソウを店頭に並べられる。
栽培管理のポイント
概要
通常のニチニチソウ品種と同じく半日以上、直射日光のあたる屋外で管理する。また過湿と灰色カビ病やうどんこ病などの病気に注意。
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(植える時期)5月上旬~
(土の種類) 草花用培養土などの新しい土を使用
(肥料) 置肥・液肥を適宜。
(水やり) 土が乾いたら、鉢底から流れ出るまでたっぷりと。
(植え替え時期) 10‐11月頃
(消毒) 殺菌剤・殺虫剤を適宜。