認定登録品種ガイド
サクラ「黒姫」(くろひめ)
ジャパンフラワーセレクション2018-2019 受賞品種
- 受賞年 2018-2019
- 部門 鉢物部門
- 品目名 サクラ
- 品種名 黒姫(くろひめ)
- 学名 Prunus
- JFコード JF117456
- 賞名 ジャパンフラワーセレクション入賞
- 出品者 澤田 孝文
- 育成者 澤田 孝文
- 問い合わせ先 澤田 孝文 haganexsakura@gmail.com
受賞マーク
関連ファイル
審査講評
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上品な淡いピンクで、切れこみの深い丸花弁のユニークな八重咲き。花の末期に中心部分が赤くなり、そのピンクの濃淡が美しい。鉢物としてうまく仕立てられれば人気が出る品種となりそう。来場者人気投票では、鉢物部門第10位に入賞。
花の特徴
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1 長野県信濃町の旧北国街道支線沿いに植えられていた由来不明の古い桜。
2 名は発見された北信濃の黒姫伝説の、美しいと言われた黒姫に由来する。
3 地植では大木となり、花は大輪八重で切れ込みが深く、散り際に紅くなる(化粧咲き)。
4 寒さ、豪雪に強く、病虫害、鳥害共に受けにくく、剪定にも強い。
推奨ポイント
特徴
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(消費者) 志賀高原の花見で黒姫が竜と出会った時の桜かもしれないと思うとロマンがある。
(生産者) 耐寒性に優れ豪雪に強く、暖地ではさらに生育旺盛、挿し木繁殖可能。
(小売店) 2018ジャパンセレクション人気投票鉢物第10位。同年、(公社)園芸文化協会奨励賞受賞。
栽培管理のポイント
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概要 鉢栽培も可能。赤玉土などの単用土に植え、施肥は寒肥とお礼肥程度でよい。ただし鉢の地温は低めが良く、夏場は半日蔭に置き、高温障害に注意する。
(植える時期) ポット苗は常時
(土の種類) 黒朴、赤玉、普通の畑土
(肥料) 大きくするなら硫安。現状維持は適期のみ。鉢栽培はバラ用有機肥料で代用。
(水やり) 基本的に自然に任す。ただし根が張るまでは支柱や水やりは必要。
(植え替え時期) 永遠に定植。植え替えは落葉後から早春まで。鉢は2~3年おき。
(消毒) 特にしない 虫や病気が発生したときだけ。あるいは風通しの良い日当たりのよい場所ではほとんど発生しない。