認定登録品種ガイド

ヤメスブリッテニア「ラビットピロー ライラックパープル」

ジャパンフラワーセレクション2010-2011 受賞品種

  • 受賞年 2010-2011
  • 部門名 鉢物部門
  • 品目名 ヤメスブリッテニア
  • 品種名 ラビットピロー ライラックパープル
  • 学名 Jamesbrittenia hybrida
  • JFコード JF87802
  • 賞名 ジャパンフラワーセレクション入賞
  • 出品者 第一園芸株式会社
  • 育成者 西本 慎一
  • 育成者権者 第一園芸株式会社
  • 販売開始時期(年月) 2009年9月
  • 主な販売・流通期間  春:3月中旬から4月下旬、秋:9月
  • 主な販売・流通地域 ホームセンター・園芸専門店/日本全国
  • 問い合わせ先 第一園芸株式会社 ブリエッタホットライン 東京都品川区勝島1-5-21東神ビル TEL:03-6404-1314
  • ジャパンフラワーセレクション入賞

審査講評

  • 立ち上がって茂る草姿と、夏を通して咲く、連続開花性が高く評価された。

花の特徴

  • 1 四季咲きを持つため、開花期が長く、無数の小さな花を長期間楽しむことができます。ヤメスブリッテニアは耐寒性の強い植物です。「ラビットピロー」はそれに加えて耐暑性にも優れているため、春から秋まで楽しめます。また、長期間栽培していると茎が木質化し、毎年花を咲かせやすくなります。
  • 2 草姿は半立ち性のため、寄せ植えの材料としても利用できますし、1株を大株に育て、単体で楽しむこともできます。
  • 3 まるで小ウサギが跳ね回っているような可愛らしい花型と、ナチュラルな花色でガーデンを演出します。
  • 4 花色は咲き始めはパープルがかったピンクで、咲き進むと青味が増していく優しい色合いです。

品種情報

推奨ポイント

  • (消費者) ヤメスブリッテニアはもともと耐寒性の強い植物ですが、「ラビットピロー」は」耐暑性にも優れています。また、今までのヤメスブリッテニアには少ない半立ち性で、他の鉢物との寄せ植えを楽しむことができます。大きくなりすぎて草姿が乱れた時は、切り戻しをすると短期間で再生し、更にこんもりとまとまります。まるで小ウサギが跳ね回っているような可愛らしい花型と、ナチュラルな花色でガーデンを演出します。
  • (生産者) 生産者向けの販売は行っておりません。
  • (小売店) 今までのヤメスブリッテニアと比べ、耐寒性、耐暑性ともに優れているため、春の販売と、秋の販売を行っております。また、半立ち性の草姿に小さな花をたくさくつける為、寄せ植え用の材料として、カスミソウのようなアレンジもおすすめできます。花色は咲き始めはパープルがかったピンクで、咲き進むと青味が増していく優しい色合いです。

栽培管理のポイント

  • 概要 耐暑性、耐寒性に優れていますが、真夏には風通しの良いところ、真冬には軒下の管理をおすすめします。生長力が旺盛で、刈り込みをする事でさらにこんもりと仕上がります。長期間栽培していると茎が木質化し、毎年花を咲かせやすくなります。花色は低温期には濃くなり、高温期には薄くなる傾向があります。
  • (植える時期)春:3月~4月、秋:9月
  • (土の種類)水はけの良い土(一般的な園芸培養土で可)
  • (肥料)植え付け時に緩効性肥料を与えます。生育時期には追肥として置き肥を1ヶ月に1度、または液肥を1週間に1度与えてください。
  • (水やり) 過湿にならないように、表土が乾いたらたっぷりと与えます。
  • (植え替え時期)最適期は、1月~2月だが、盛夏以外なら可。
  • (消毒)害虫やカビによる病気が発生するので適宜、薬剤散布が必要。

サムネールをクリックすると拡大表示されます。

ジャパンフラワーセレクション実行協議会
一般財団法人日本花普及センター 内
東京都中央区東日本橋3-6-17山一ビル4F